アドバンスケア‐プランニング【advance care planning】
アドバンス・ケア・プランニング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 02:53 UTC 版)
「ターミナルケア」の記事における「アドバンス・ケア・プランニング」の解説
アドバンス・ケア・プランニング (ACP: Advance Care Planning) については、2018年(平成30年3月)に11年ぶりに『人生の最終段階における医療の決定プロセスに関するガイドライン』の指針が左記のポイントで改訂が行われた。まず名称の変更 『人生の最終段階における医療の決定プロセスに関するガイドライン」』から『人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイドライン』に名称の変更。医療ケアーチームに加えて介護従事者も参加。本人の意思は変化しうるものであり、医療・ケアの方針や、どのような生き方を望むか等を、日頃から繰り返し話し合うことが強調されている。また本人が意志を伝えられないときは家族等の信頼できる者を決めたり、単身者は親しい友人に拡大している。話し合った内容はその都度文書に残し、本人、家族等、医療・介護チームが共有し、ACPの取組の重要性を強調している。 また厚生労働省は、終末期の患者が家族や医師と話し合って治療方針を決める「アドバンス・ケア・プランニング」(ACP)の国内普及を図っており、2018年11月30日に「人生会議」との愛称を発表した。 2019年11月同省は「人生会議」の啓発ポスターを作成(吉本興業に発注)したが、批判を受け、地方公共団体への発送を中止した。
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