朝萌【アサモエ】(飼料作物)
![]() |
登録番号 | 第11724号 |
登録年月日 | 2004年 3月 3日 | |
農林水産植物の種類 | しば | |
登録品種の名称及びその読み | 朝萌 よみ:アサモエ |
|
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 | |
品種登録者の住所 | 茨城県つくば市観音台三丁目1番地1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 小林真、蝦名真澄、奥村健治、春日重光、高井智之、中川仁、鶴見義朗、荒谷博 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、野生種(山口県阿武郡旭村産のエコタイプ)の中から選抜して育成されたものであり、ほふく茎の密度がかなり密、再生が良、シバ銹病抵抗性がやや強の庭園や公園の緑化、傾斜地の土壌保全、放牧地における飼料向きの品種である。草型はやや直立、出穂茎の太さは太、長さはかなり長、ほふく茎の密度はかなり密、太さはやや太、葉長はやや長、幅は広、色はやや淡、穂長はかなり長、色はやや濃、小穂の長さは中、幅はやや太である。春及び秋の草勢はやや良、出穂始めはやや早、春秋の出穂の有無は春のみ出穂、再生の良否は良、緑化の早晩はやや晩、紅葉の早晩は中、越冬の良否は良、越夏の良否はかなり良、シバ銹病抵抗性はやや強である。「メイヤー」及び「みやこ」と比較して、ほふく茎の密度が高いこと、再生が良いこと、シバ銹病抵抗性が強いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成6年に草地試験場(現独立行政法人農業技術生物系特定研究機構、栃木県那須郡西那須野町)において、野生種(山口県阿武郡旭村産のエコタイプ)の中から選抜し、以後、固定を図りながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
- >> 「朝萌」を含む用語の索引
- 朝萌のページへのリンク