アサヒ ビッグスポーツとは? わかりやすく解説

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ビッグスポーツ

(アサヒ ビッグスポーツ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/27 06:32 UTC 版)

ビッグスポーツ

ビッグスポーツ・ワールド
ジャンル スポーツ中継
出演者 榎本猛(開始当時。NETアナウンサー) ほか
オープニング 神津善行朝日に栄光あれ
製作
制作 NETテレビ→テレビ朝日
放送
放送国・地域 日本
放送期間 1966年4月10日 - 1990年代
放送時間 毎週日曜日 17:00 - 18:00(開始当時)
放送分 60分

特記事項:
アサヒビール一社提供の冠スポンサー番組として、『アサヒ ビッグスポーツ』のタイトルで放送した時期あり。
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ビッグスポーツ』(Big Sports)は、1966年4月10日から1990年代頃までNETテレビ→テレビ朝日(1977年4月以降)で放送されていたスポーツ中継番組である。

概要

番組開始当初は毎週日曜日の17時から18時。1969年10月より16時30分から17時30分。1975年4月には『日曜演芸会』の移動に伴い、13時45分から14時55分の枠へ移動。同年10月には『せんみつのJOYJOYスタジオ』の開始に伴い、土曜日の16時から16時55分の枠へ移動。1988年4月には『ワールドプロレスリング』の移動に伴い、日曜日の深夜枠へ移動し『ビッグスポーツ・ワールド』(Big Sports World)に改題した。

番組では主としてアマチュアスポーツにスポットを当て、その試合中継や選手のドキュメンタリーなどを放映した。『ビッグスポーツ・ワールド』時代は、前半に世界各地のスポーツ情報・後半にスポーツ中継という構成で放映した[1]

出演者

●…担当当時NET→テレビ朝日アナウンサー。

  • 榎本猛(開始当時の司会者[2])●
  • 木原美知子(司会者)[3]
  • 吉澤一彦(1977年10月 - 1980年3月。実況などを担当[4]。担当競技はバレーボール・バスケットボール・体操・ボウリング・クレー射撃など[4])●
  • 宮嶋泰子(1977年10月 - 1983年。体操・バレーボールのリポーター、体操・新体操・シンクロナイズド・スイミングなどのメイン実況を担当[5])●
  • 森下桂吉(新人だった1982年頃に新体操のリポーター。その後バドミントンリポーター、ハンドボールを担当[6])●
  • 大熊英司(『ビッグスポーツ・ワールド』だった1989年4月 - 1991年3月に司会者、テニス中継実況を担当[1])●
  • 三好康之
  • 田中真理子[7]
  • 高橋亨子(『ビッグスポーツ・ワールド』時代の1988年4月 - 1991年3月にキャスターを担当[8]
  • 渡辺功(『ビッグスポーツ・ワールド』時代)
  • 雪野智世(『ビッグスポーツ・ワールド』時代)●
参考:第1回の出演者[2]

備考

アサヒビール一社提供による冠スポンサー番組として、『アサヒ ビッグスポーツ』のタイトルで放送している時期があった[9]

本番組開始に伴い、テレビ朝日では毎年優れた日本人スポーツ選手を顕彰する「ビッグスポーツ賞」を創設。終了後も表彰を続けている。

番組のマスコットとして熊が腕組みをしたキャラクターがあったが、それをモチーフにした着ぐるみなどが登場することは無かった。

テーマソングには、テレビ朝日のスポーツ番組共通の『スポーツマン』(作曲:レイモンド服部)→『テレビ朝日・スポーツテーマ』(作曲:いずみたく)→『朝日に栄光あれ』(作曲:神津善行)が使われた。

関西地方(近畿広域圏)では昭和50年(1975年)3月30日まで毎日放送で同時ネットを実施していたが、NET系列とTBS系列のネットチェンジに伴って、翌週(4月5日)の放送分からネット局が朝日放送(ABCテレビ)へ移行した。当時のABCではスポーツ番組のテーマソングに『ウィーンはいつもウィーン』(作曲:ヨハン・シュランメル)に使用していて、テレビ朝日制作のスポーツ番組を放送する場合にも上記のテーマソングを独自に差し替えていたが、本番組については上記のテーマソングをそのまま使用した。

試合中継の際には開催地にかかわらずNET→テレビ朝日の主導で制作し、地元の系列局(在阪準キー局の毎日放送→朝日放送やクロスネット局を含む)は制作協力団体としての参加だった。ANN加盟時代の秋田テレビも制作協力に参加したことがあった。

脚注

  1. ^ a b 『ビッグスポーツ・ワールド』時代に司会を担当した大熊英司の出演情報(番組内容・共演者などの情報も含む) - テレビ朝日ホームページ内
  2. ^ a b 『テレビ朝日社史』P129
  3. ^ 『テレビ朝日社史』P379より、昭和45年(1970年)10月第1週(9月28日 - 10月4日)16時 - 25時の番組表を参照。当時、10月4日(日曜日)の16:30-17:30に編成していた。榎本猛とともに司会として明記。
  4. ^ a b 吉澤の出演情報 - テレビ朝日ホームページ内
  5. ^ 宮嶋の出演情報 - テレビ朝日ホームページ内
  6. ^ 森下の出演情報 - テレビ朝日ホームページ内
  7. ^ 田中真理子のプロフィール - テレビ朝日ホームページ内(インターネットアーカイブ1997年2月27日付保存キャッシュより)
  8. ^ 高橋のプロフィール - リーコーポレーションホームページ内
  9. ^ 『テレビ朝日社史』P377より、昭和42年(1967年)4月第1週(4月3日 - 9日)16時 - 24時の番組表を参照。当時、9日(日曜日)の17:00-18:00に編成していた。

参考文献

  • 全国朝日放送株式会社総務局社史編纂部 編『テレビ朝日社史 : ファミリー視聴の25年』全国朝日放送、1984年2月1日。NDLJP:12276014 
NET 日曜17時枠
前番組 番組名 次番組
(アサヒ)
ビッグスポーツ
(1966年4月 - 1969年9月)
16:30-ビッグスポーツ
※30分繰上げ
17:30-朝日新聞テレビ夕刊
※30分繰上げ
17:55-CMロータリー
NET 日曜16:30 - 17:30枠
16:30-青春スターパレード
※30分繰上げ
17:00-(アサヒ)ビッグスポーツ
ビッグスポーツ
(1969年10月 - 1975年3月)
16:30-日曜演芸会
※日曜13:15から移動
17:25-CMロータリー
NET 日曜13:45 - 15:00枠
13:15-日曜演芸会
※日曜16:30へ移動
14:00-5人抜きQイエス・ノー
※ここまでMBS制作
14:25-ファミリータイム
※40分繰上げ
14:30-日曜時代劇映画
※30分繰下げ
ビッグスポーツ
(1975年4月 - 9月)
13:45-せんみつのJOYJOYスタジオ
※ここから歌謡番組
14:55-ファミリータイム
※75分繰下げ
NET→テレビ朝日 土曜16:00 - 16:55枠
アメリカンフットボール
中継
【正式名称不明】
ビッグスポーツ
(1975年10月 - 1988年3月)
ワールドプロレスリング
※月曜20:00 - 20:54枠から移動

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