末廣演芸会とは? わかりやすく解説

末廣演芸会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/21 09:48 UTC 版)

日曜演芸会 → 末廣演芸会
番組の収録が行われていた新宿末廣亭
ジャンル 演芸番組
司会者 真山恵介
馬場雅夫
四代目桂米丸
福富太郎
製作
製作 NETテレビ → テレビ朝日
放送
放送局NETテレビ → テレビ朝日
映像形式モノクロ放送(1970年3月22日まで[1]) → カラー放送(1970年3月29日から[2]
音声形式モノラル放送
放送国・地域 日本
(グラスロン → 長崎タンメン)
日曜演芸会
放送期間1961年7月 - 1975年9月28日
放送時間当該節参照
放送分65 → 60 → 45分
末廣演芸会
放送期間1975年10月4日 - 1981年3月28日
放送時間当該節参照
放送分55 → 45 → 30分

特記事項:
毎日放送でも『土曜演芸会』と題して放送。
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末廣演芸会』(すえひろえんげいかい)は、1975年10月4日から1981年3月28日までテレビ朝日(1977年3月まではNETテレビ)で放送されていた演芸番組である。

本項では、1961年7月から1975年9月28日まで同局で放送されていた前身番組『日曜演芸会』(にちようえんげいかい)についても述べる。

概要

1961年1月15日から同年3月26日まで同局で放送されていた『お笑い演芸館』と同様に、東京新宿にある新宿末廣亭から放送されていた。番組前半には各種演芸を、後半には大喜利(「珍芸コーナー」→「お笑い七福神」)を行っていた。

放送開始から14年間は『日曜演芸会』という番組名で、日曜昼の時間帯に放送されていた。当初はモノクロ放送だったが、1970年3月29日放送分からカラー放送となった[2]

その後、1975年4月のネットチェンジによって朝日放送製作の『パネルクイズ アタック25』が同時間帯へ移動することになったため、日曜16:30枠へ移動。それから半年後には放送曜日を土曜日に変更し、同時にタイトルを『末廣演芸会』と改めた。その後も日曜18:30枠 → 土曜17:00枠への移動を経て続けられたものの、番組は1981年3月28日放送分をもって終了した。番組の終了後、替わって日曜15:00枠で『ザ・テレビ演芸』がスタートした。なお、当番組終了後も新宿末廣亭での公開収録での寄席中継が日曜16時からの単発枠『サンデープレゼント』で不定期に放送されていた。

ネットチェンジの前までネットワーク関係にあった毎日放送も本番組を放送していた。ただし同局は、当時日曜13:15枠で『素人名人会』を放送していたことから、6日遅れの土曜日に『土曜演芸会』とタイトルを差し替えて放送していた。

放送時間

いずれも日本標準時

日曜演芸会

  • 日曜 13:00 - 14:05 (1961年7月 - 1961年9月24日)
  • 日曜 15:15 - 16:15 (1961年10月 - 1963年2月)
  • 日曜 13:30 - 14:15 (1963年3月 - 1963年5月)
  • 日曜 13:15 - 14:00 (1963年6月 - 1975年3月30日)
  • 日曜 16:30 - 17:15 (1975年4月6日 - 1975年9月28日)

末廣演芸会

  • 土曜 14:00 - 14:55 (1975年10月4日 - 1978年3月25日)
  • 土曜 17:00 - 17:45 (1978年4月1日 - 1979年3月31日)
  • 日曜 18:30 - 19:00 (1979年4月8日 - 1979年10月28日)
  • 土曜 17:00 - 17:30 (1979年11月3日 - 1981年3月28日)

出演者

解説

  • 真山恵介 - 『日曜演芸会』時代に出演。
  • 馬場雅夫 - 『日曜演芸会』ならびに『末廣演芸会』時代に出演。

大喜利

その他レギュラー

提供

放送開始からしばらくの間は旭ファイバーグラスの一社提供で、1966年頃からはサンヨー食品の一社提供で放送。その間は『グラスロン日曜演芸会』→『長崎タンメン日曜演芸会』と、各社の主力商品の名を冠して放送されていたが、1970年頃から新たに宇津救命丸がスポンサーに加わって複数社提供になったため、タイトルから長崎タンメンが外れて『日曜演芸会』になった[3]

『末廣演芸会』時代には一貫して複数社提供で放送されていたため、タイトルの変更は無かった。

脚注

  1. ^ 朝日新聞 1970年3月22日 朝刊P.11 テレビ・ラジオ欄(朝日新聞クロスサーチにて閲覧)
  2. ^ a b 朝日新聞 1970年3月29日 朝刊P.11 テレビ・ラジオ欄(朝日新聞クロスサーチにて閲覧)
  3. ^ 『テレビ朝日20年社史』より[要ページ番号]

参考文献

  • 笑芸人 VOL.2(白夜書房)44頁 2000年
  • 完璧版 テレビバラエティ 大笑辞典(白夜書房)185頁・186頁 2003年

関連項目

  • 笑って笑って大合戦 - 1965年から1968年までの大晦日にNETテレビで放送されていた演芸特別番組。こちらはロッテの提供とスポンサーが異なる番組であるが、本番組からも「お笑い七福神」のメンバーが出演していた。
NETテレビ 日曜 13:00 - 14:05
前番組 番組名 次番組
グラスロン日曜演芸会
(1961年7月 - 1961年9月)
20世紀フォックス名画座
※13:00 - 13:45
料理かくし芸
※13:45 - 終了時刻不明
NETテレビ 日曜 15:15 - 16:15
均ちゃんのペンキ屋さん
※15:15 - 16:00
タイトル不明番組
※16:00 - 終了時刻不明
グラスロン日曜演芸会
(1961年10月 - 1963年2月)
ビル船長
※15:15 - 15:45
大楠公 再放送
※15:45 - 16:15
【日曜13:45枠から移動】
NETテレビ 日曜 13:30 - 14:15
レッツゴースケーティング
※13:30 - 13:45
大楠公 再放送
※13:45 - 14:15
【日曜15:45枠へ移動】
グラスロン日曜演芸会
(1963年3月 - 1963年5月)
グラスロン日曜演芸会
(1963年6月 - 1966年)
※13:15 - 14:00
【日曜13:30枠から移動】
昭和テレビ招待席
※14:00 - 終了時刻不明
【日曜14:15枠から移動】
NETテレビ 日曜 13:15 - 14:00
あなたをスターに
※13:00 - 13:30
グラスロン日曜演芸会
(1963年3月 - 1963年5月)
※13:30 - 14:15
グラスロン日曜演芸会

長崎タンメン日曜演芸会

日曜演芸会
(1963年6月 - 1975年3月)
パネルクイズ アタック25
(1975年4月6日 - 1975年9月)
※13:15 - 13:40
ファミリータイム
※13:40 - 13:45
【日曜14:25枠から移動】
ビッグスポーツ
(1975年4月 - 1975年9月)
※13:45 - 15:00
【日曜16:30枠から移動】
NETテレビ 日曜 16:30 - 17:15
ビッグスポーツ
(1969年10月 - 1975年3月)
【日曜13:45枠へ移動】
日曜演芸会
(1975年4月6日 - 1975年9月28日)0
仁鶴・きよしのただいま恋愛中
※16:30 - 17:00
【土曜15:00枠から移動】
霊感ヤマカン第六感
(1975年10月5日 - 1976年3月)
※17:00 - 17:30
NETテレビ → テレビ朝日 土曜 14:00 - 14:55
前番組 番組名 次番組
必殺仕掛人 再放送
末廣演芸会
(1975年10月4日 - 1978年3月25日)
土曜アンコールアワー
(1978年4月1日 - 1979年3月17日)
※13:00 - 14:25
全日本選抜ちびっこものまね歌合戦!
※14:30 - 15:00
テレビ朝日 土曜 17:00 - 17:45
ハチャメチャ生放送
末廣演芸会
(1978年4月1日 - 1979年3月31日)
走れ! ピンク・レディー 再放送
※17:00 - 17:30
機動戦士ガンダム
(1979年4月7日 - 1980年1月26日)
17:30 - 18:00
テレビ朝日 日曜 18:30 - 19:00
三枝の国盗りゲーム
(1978年4月 - 1979年3月)
【木曜19:30枠へ移動】
末廣演芸会
(1979年4月8日 - 1979年10月28日)
レッツ!VOICE
(1979年11月4日 - 1981年5月24日)
テレビ朝日 土曜 17:00 - 17:30
末廣演芸会
(1979年11月3日 - 1981年3月28日)
アイドルパンチ
(1981年4月4日 - 1985年3月30日)

末広演芸会

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桂小金治」の記事における「末広演芸会」の解説

テレビ朝日テレビ番組『末広演芸会』の司会務めた落語はしなかったものの、収録会場新宿末廣亭には定期的に足を運び続けていたのである

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「末広演芸会」を含む「桂小金治」の記事については、「桂小金治」の概要を参照ください。

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