靖国神社公式参拝(やすくにじんじゃこうしきさんぱい)
1984年、自民党は靖国神社公式参拝を党解釈として合憲としている。
内閣総理大臣が靖国神社公式参拝を行ったのは過去にただ一回だけだ。1985年、中曽根内閣が戦後初の首相公式参拝を実行した。しかし、国の内外から批判を浴び、それ以降は「私的参拝」という形を採るようになった。
靖国神社は、1869年に創建された神社で、東京都千代田区に位置する。地下鉄東西線・九段下下車などで参拝することができる。日清戦争や日露戦争、第一次大戦や第二次大戦で戦没した人などが祀られている。第二次大戦後では、A級戦犯に指定された東条英機ら14名が合祀された。
閣僚の靖国神社公式参拝に関しては、特に中国や韓国からの批判がある。2000年8月15日には、閣僚10人が靖国神社を参拝した。靖国神社は日本の軍国主義の歴史と密接に関連するため、イデオロギー的にも感情問題を引き起こしやすいと言える。
(2000.11.04掲載)
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