はく‐しょ【×帛書】
はく‐しょ【白書】
読み方:はくしょ
《white paper》政府の各省庁が、その所管とする行政活動の現状や対策・展望などを国民に知らせるための報告書。日本では、昭和22年(1947)片山内閣が発表したのが最初。もと、英国政府の報告書が白表紙を用いたところからいう。
はく‐しょ【薄暑】
白書(はくしょ)
中央省庁が社会の実態や政府の施策について国民に周知させることを目的に編集する政府刊行物のこと。一般に、毎年度発行される。
白書の種類に応じて、法律に基づき国会に提出するもの、閣議で報告または配布されるもの、など公開の手続きが異なる。また、気象白書のように、国会や閣議に提出する義務のない通称白書も存在する。
もとは、イギリス政府の報告書が白い表紙(ホワイトペーパー)を使っていたことから白書と呼ばれるようになった。
1947年に公表された経済実相報告書(経済白書)は、日本で初めて発行された白書にあたる。「もはや戦後ではない」などの有名なフレーズを残すなど大きな影響を与えることになった。
政府は、合わせて43にも上る白書を大幅に減らす方向で検討に入った。来年の通常国会で必要な法改正を目指す。
(2006.07.03掲載)
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