はぎ・ながと
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/14 04:15 UTC 版)
「はぎ」は、1972年3月15日に山陽新幹線新大阪駅 - 岡山駅間の開業による山陰本線の優等列車の整備によって、米子駅 - 長門市駅間で運行を開始した急行列車である。下り列車は米子駅 → 益田駅間で「だいせん」と、上り列車は浜田駅 → 米子駅間で「しんじ」と併結されていた。 1975年3月10日に、小郡駅と東萩駅を結ぶ陰陽連絡バスに「はぎ号」の愛称を使用したため、既存の急行「はぎ」は列車名が「ながと」に改称されて、上りは単独のダイヤとなり、1982年7月1日に「やくも」の増発により、出雲市駅 - 長門市駅間に短縮されて、下りの「だいせん」との併結も解消した。しかし、1985年3月14日に、それまでの区間は快速列車となり、美祢線経由の「あきよし」の立替分として、運行区間が浜田発小倉行きと下関発益田行き(山陰本線経由)の「ながと」が新たに設定され、片道のみであるが九州まで運行されていた。 列車名は、「はぎ」は山口県萩市が、「ながと」は山口県西部の旧国名である長門国が由来となっている。
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