のわき

実用日本語表現辞典

野分

読み方：のわき・のわけ

(1)台風を指す古い呼び名。9月頃に発生する強い風。
(2)かつて日本海軍が保有した駆逐艦の名称。

（2011年10月4日更新）

デジタル大辞泉

の‐わき【野分き】

読み方：のわき

《野の草を風が強く吹き分ける意》秋から冬にかけて吹く暴風。特に、二百十日・二百二十日前後に吹く台風。のわきのかぜ。のわけ。《季 秋》「吹きとばす石は浅間の—かな／芭蕉」

源氏物語第28巻の巻名。光源氏36歳。野分きの吹き荒れたあと、夕霧の見た紫の上や明石の姫君（明石の中宮）のようすなどを述べる。

源氏物語・野分きの一場面／画・尾形月耕 国立国会図書館蔵

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

のわき

出典:『Wiktionary』 (2021/08/11 09:33 UTC 版)

名詞

のわき【野分（き）】

1. 二百十日から二百二十日の前後に吹く暴風。現在で言う台風に相当するものが多いと想定されるが、気象学的な台風と一致するものではない。秋の季語。のわけ。
   • 芭蕉野分して盥に雨を聞く夜かな（松尾芭蕉）

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「のわき」の例文・使い方・用例・文例

• 彼は私のわき腹をひじでこづいた
• 彼は私のわき腹をひじでつついた
• 彼はうっかりして傘で私のわき腹を突いた
• 私は右のわき腹が痛い
• 左のわき腹を下にして寝てください
• 牛のわき肉
• 肉屋に４切れの羊のわき肉がある
• 彼女は私のわき腹をくすぐった
• 彼は両手をこすりながら門のわきに立っていた。
• 彼は私のわき腹をけった。
• 彼は座って雑誌を読み、彼の妻は彼のわきで編み物をしていた。
• 車のわきの男の子をごらんなさい。
• 私は彼のわきをかすめて走った。
• どんなに優雅で堂々とした既存のビルも、今や、その怪物のわきでは、ちょっと滑稽にさえ見えるほど痛ましいまでに小さくなってしまうだろう。
• その男は私のわき腹を(ひじで)突いた.
• 人のわき腹をこづく.
• 彼はそっと私のわき腹を突いた.
• 犬は私のわきについて静かについてきた.
• 彼らはあえぎながら彼の自転車のわきについて競走路を走って回った.
• 彼は私のわき腹をひじでつついた.