にのしま (掃海艇・2代)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/05/21 09:56 UTC 版)
| にのしま | |
|---|---|
| 基本情報 | |
| 建造所 | 日立造船神奈川工場 |
| 運用者 | |
| 種別 | 掃海艇 |
| 艦級 | はつしま型掃海艇 |
| 経歴 | |
| 発注 | 1977年 |
| 起工 | 1978年5月8日 |
| 進水 | 1979年8月7日 |
| 就役 | 1979年12月19日 1996年3月1日(特務船に種別変更) |
| 除籍 | 2002年5月23日 |
| 要目 | |
| 基準排水量 | 440トン |
| 満載排水量 | 520トン |
| 全長 | 55.0m |
| 全幅 | 9.4m |
| 深さ | 4.2m |
| 吃水 | 2.5m |
| 機関 | 三菱12ZC15/20I ディーゼルエンジン × 2基 |
| 出力 | 1,440PS |
| 推進器 | スクリュープロペラ × 2軸 |
| 最大速力 | 14ノット |
| 乗員 | 45名 |
| 兵装 | Mk.10 20mm機銃 × 1門 |
| レーダー | OPS-9B 水上 |
| ソナー | ZQS-2B 機雷探知機 |
| その他 | 掃海装備 75式機雷処分具 S-4 67式普通掃海具(O型)改4 56式浮上電線磁気掃海具改1 71式音響掃海具 S-2 |
にのしま(ローマ字:JDS Ninoshima, MSC-650、YAS-100)は、海上自衛隊の掃海艇。はつしま型掃海艇の2番艇。艇名は似島に由来する。旧海軍測天型敷設特務艇「似島」、うじしま型掃海艇「にのしま」に次いで日本の艦艇としては3代目。
艦歴
「にのしま」は、昭和52年度計画掃海艇350号艇として、日立造船神奈川工場で1978年5月8日に起工され、1979年8月7日に進水、1979年12月19日に就役し、第1掃海隊群に編入され呉に配備された。
1980年1月29日、第1掃海隊群隷下に第11掃海隊が新編され、同日付で就役した「みやじま」とともに編入された。
1988年3月23日、第11掃海隊が佐世保地方隊下関基地隊に編入。
1995年12月から三菱重工業下関工場で「みやじま」とともに種別変更工事として掃海発電機、掃海電線巻揚機の撤去と水中処分隊用甲板室の設置工事を行う。
1996年3月1日、特務船に種別変更され、船籍番号がYAS-100に変更。佐世保地方隊隷下の佐世保水中処分隊に編入。
参考文献
- 石橋孝夫『海上自衛隊全艦船 1952-2002』(並木書房、2002年)
- 『世界の艦船 海上自衛隊木造掃海艇建造史』(海人社、2010年)
関連項目
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