どーもスポット
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 15:51 UTC 版)
どーもスポットとは、NHK総合や教育テレビおよびNHK-BSで放送される番組宣伝の合間などに流れる15秒や30秒のスポットCMのことで、パペット・アニメーションによって制作されている。うさじい役の松村達雄が死去して以降は新たに制作せず、過去の作品を再登板させている。夏季・冬季オリンピックなど特別番組が多い時期や「歳末たすけあい」などのNHKによるキャンペーン時には、特別な4秒スポットなども過去に多く作られている。 内容は、季節の移り変わりや時事、テレビにまつわる日常を淡々と描いたものである。 このパペット・アニメーションは、企画・演出・デザインの合田経郎、アニメーターの峰岸裕和をはじめとする、いわゆる「どーもくんチーム」が制作した。合田は2003年に株式会社ドワーフを立ち上げたが、その社名の由来は、自身の最初の仕事である「どーもくん」と同じように最初に「ど」がつくものがよいと考えたからだという。 2003年の第6回文化庁メディア芸術祭で審査委員会推薦作品となり、2004年にはフランスのアヌシーで行われているアヌシー国際アニメーションフェスティバルで短編作品賞を受賞した。海外出品用に作成した英語字幕版は、NHKの大型連休のイベント「NHKふれあい広場」(現「渋谷DEどーも」)などで公開されたこともある。 どーもくん制作会社のドワーフはティー・ワイ・オーのグループ会社である。俳優のレオナルド・ディカプリオがオリコカードのCMに出演した際、制作会社であるティー・ワイ・オーは、どーもくんグッズをプレゼントした。ディカプリオは、「ブラウニー」と名づけ大のお気に入りとなったという。
※この「どーもスポット」の解説は、「どーもくん」の解説の一部です。
「どーもスポット」を含む「どーもくん」の記事については、「どーもくん」の概要を参照ください。
- どーもスポットのページへのリンク