【T-3】(てぃーすりー)
富士T-3
富士重工業が1970年代に開発・製作し、航空自衛隊で使用していたレシプロ初等練習機。
航空自衛隊発足当時から使われていたT-34「メンター」練習機の航続力や高高度性能が不足したため、それらを改善した後継機として開発された。
コスト抑制のためT-34との部品共通性を重視しつつ、大型の燃料タンクや、KM-2で採用された過給機を採り入れたものである。
原型はKM-2Bと呼ばれていたが、制式名はT-3となった。
50機生産され、静岡県・静浜基地や山口県・防府北基地に配備された。
後継機として本機をターボプロップ化したT-7が登場、本機は2007年4月23日に最終飛行を行い引退した。
スペックデータ
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