中核市(ちゅうかくし)
政令で中核市に指定されると、普通の市よりも行政事務に関する権限が強化され、政令指定都市に準じた扱いを受ける。特に、福祉・衛生・まちづくりなどの行政事務について権限が都道府県から委譲される。
中核市になるためには、30万人以上の人口と100平方キロメートル以上の面積という2つの条件を満たしていなければならない。手続きとして、はじめに市議会の議決を経て、都道府県の同意を得た上で、国に申請する。
現在、東京都八王子市などの30都市が中核市に指定されている。政府は29日の閣議で、埼玉県川越市、千葉県船橋市、神奈川県相模原市、愛知県岡崎市、大阪府高槻市の5市を来年4月から新たに中核市に加えることを決めた。
(2002.10.31更新)
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