そまごやきょうえんてい

歴史的砂防施設

杣小屋拱堰堤

読み方：そまごやきょうえんてい

所在地 鳥取県八頭郡河原町杣小屋 構　造 練石積造曲線堰堤 施設管理者 鳥取県 施行年代 昭和２５年〜昭和２６年

文化財としての特徴

鳥取県で初めてのアーチ式石積堰堤である。戦時中に荒廃した山腹や河川から下流への土砂流出を防止する目的で、２年の歳月を要し昭和２６年度に完成した。昭和３４年の伊勢湾台風では、土砂流出を防止し被害を最小限に食い止めた。 景勝地である三滝渓を流れ落ちる滝は周辺の景観になじんでいる。

［アクセス］河原町役場から車で１５分 ※地図をクリックすると大きく表示されます。（pdfファイル 58.3K）

国指定文化財等データベース

杣小屋拱堰堤

名称：	杣小屋拱堰堤
ふりがな：	そまごやきょうえんてい
登録番号：	31 － 0070
員数(数)：	1
員数(単位)：	基
構造：	アーチ式コンクリート造堰堤、堤長24m、堤高10m、副堰堤付
時代区分：	昭和中
年代：	昭和26
代表都道府県：	鳥取県
所在地：	鳥取県鳥取市河原町杣小屋
登録基準：	国土の歴史的景観に寄与しているもの
備考(調査)：
施工者：
解説文：	千代川水系曳田川の上流域に築かれた砂防堰堤。川の狭窄部分に建設された堤高１０ｍの石張谷積のアーチ式堰堤で，右袖部に名称，建設年度等を陰刻した銘板を嵌め込み，下流側には重力式の副堰堤を設ける。天端石を堤体の前方にわずかにせり出すのが特徴的。

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