その後の『ザ・カブキ』
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「ザ・カブキ」の記事における「その後の『ザ・カブキ』」の解説
『ザ・カブキ』は東京バレエ団専用のレパートリーとして定着し、初演の後も日本国内及び国外で再演が繰り返されており、2010年7月11日にミラノ・スカラ座で行われた公演を収録した映像はDVDとして新書館から発売されている。 一方、ベジャールは東京バレエ団のために三島由紀夫を題材としたバレエ『M』を作り、このバレエは1993年、同団によって初演された。その公演終了後のパーティーの席上で、ベジャールは東京バレエ団に対し自身の代表作『春の祭典』『ボレロ』を上演する特権を与えた。 ベジャールは2004年には同団の名誉芸術顧問に就任したが、その3年後 2007年にこの世を去った。また、『ザ・カブキ』の立役者である「日本のディアギレフ」こと佐々木も2016年にこの世を去った。東京バレエ団はそれぞれ2008年、2016年に彼らのための追悼公演を行い、そのいずれにおいても『ザ・カブキ』を上演した。
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