その他の食用ガエル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/12 15:04 UTC 版)
中国からインドネシアにかけての地域では、トラフガエル Rama tigerina 、ヌマガエル Rana limnocharis などが食用に利用されている。トラフガエルは乱獲によって資源が減少した地域もあり、1985年にワシントン条約附属書II類に掲載された。また中国では国家二級保護動物に指定されている。中国南部、タイなどでは養殖も盛んである。 他の食材と同じく、カエルも需要に応じて国際商取引が行われている。たとえばフランスでは、ヨーロッパトノサマガエルの減少に伴い、その代用としてウシガエル、トラフガエル、インドクサクイガエルなどを輸入している。1970年代、1980年代には、推計で年間約6000万匹のカエルがフランスに輸入されたという。
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