そうだんとうとは? わかりやすく解説

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【装弾筒】(そうだんとう)

Sabot(サボ)(仏)
太い銃身砲身)から細い銃弾砲弾)を発射するための詰め物
小火器ではプラスチック製のものが、戦車砲では軽金属製のものが多い。

発射前弾丸は、装弾筒に包まれた形で薬莢装填される
サボ」とはフランス語木靴意味し弾丸尾部に付けられた装弾筒が靴のように見えることから名づけられた。
撃発時には太い装弾筒によって発射ガスを受け、銃口砲口)から射出され瞬間弾丸から装弾筒が分離する
分離後は細い弾丸のみとなり空気抵抗小さくなるので減速しづらく、最大射程長くすることができる。また弾丸細さから貫通力も高い。
反面弾丸が細いということは質量小さということであり、もともと小口径の銃ではメリット発揮しづらい。

その恩恵をもっとも享受できるのは、大口径のカノン砲から発射される徹甲弾である。
近年戦車には、装弾筒付徹甲弾装弾筒付翼安定式徹甲弾搭載される。




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