蛇紋岩
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蛇紋岩(じゃもんがん、serpentinite)は、主に蛇紋石(serpentine)からなる岩石である。変成岩ないし火成岩中の超塩基性岩のどちらかに分類される。岩石の表面に蛇のような紋様が見られることから、蛇紋岩と命名された。2016年5月10日に日本地質学会によって「岩手県の岩石」に選定された[1]。
- ^ 日本地質学会公式サイト 岩手県の「県の石」
- ^ 横田公忠, 矢田部龍一, 八木則男、「蛇紋岩地すべりに対する鉱物学的一考察」 『地すべり』 1998年 35巻 3号 p.15-23_1, doi:10.3313/jls1964.35.3_15
- ^ 山岸宏光, 伊藤陽司、「海道における地すべり地形の分布からみた地質分帯」 『地すべり』 1993年 30巻 2号 p.1-9_1, doi:10.3313/jls1964.30.2_1
- ^ 横田公忠, 矢田部龍一, 八木則男、「蛇紋岩の風化粘性土の強度特性」 『土木学会論文集』 1995年 1995巻 529号 p.155-163, doi:10.2208/jscej.1995.529_155
- ^ 蛇紋岩地帯におけるトンネル支保構造の検討について (PDF)
- ^ 造園業者石綿労災「蛇紋岩、知っていれば対策も」 『毎日新聞』朝刊 2017年12月26日
- ^ 小菅勝典, 浜田善久, 大塚良平、蛇紋岩の水熱処理によるカオリナイトの合成 『Journal of the Ceramic Society of Japan(日本セラミックス協会学術論文誌)』 1991年 99巻 1148号 p.282-285, doi:10.2109/jcersj.99.282
- ^ 高岸秀次郎、東野正三、飯塚隆治、蛇紋岩質土壌に生育する桑の異常障害に関する研究 第1報 異常症状および症状発生桑園土壌の化学性と桑の無機組成 『日本蚕糸学雑誌』 1973年 42巻 2号 p.135-143, doi:10.11416/kontyushigen1930.42.135
- ^ 大塚恭司, 高橋幸雄、「蛇紋岩地帯における温州ミカンの生育障害について(第2報) : ミカンのモリブデン欠乏」 『日本土壌肥料学雑誌』 1962年 33巻 11号 p.509-512, doi:10.20710/dojo.33.11_509
- ^ 石高真二、地域資源を活用した地域内活性化-地域金融機関の組織人としてすべきことは (PDF)
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