さわぴかり【サワピカリ】(食用作物)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第9786号 |
登録年月日 | 2002年 3月 1日 | |
農林水産植物の種類 | 稲 | |
登録品種の名称及びその読み | さわぴかり よみ:サワピカリ |
|
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 群馬県 | |
品種登録者の住所 | 群馬県前橋市大手町一丁目1番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 折茂佐重樹、髙橋利和、成塚彰久、大澤実、小渕保夫、斎藤幸雄 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「探系2018」に「朝の光」を交配して育成された固定品種であり、育成地(群馬県前橋市)における成熟期は中生の早、しま葉枯病抵抗性品種群別が外国稲型、アミロース含量が低の水稲、粳種である。草型は偏穂数型、稈長はやや短、細太はやや太、剛柔及び葉身毛茸の有無と多少は中、止葉の直立の程度は立、穂長はやや長、穂数はやや多、粒着密度は中、穂型は紡垂状、穎色は黄白、ふ先色は黄白-黄、芒の有無と多少は稀、芒色は黄白-黄である。玄米の形及び大小は中、玄米の粒色は白(ダル)、精玄米千粒重はやや小、玄米の見かけの品質は中の上、光沢は中である。出穂期及び成熟期は中生の早、穂発芽性はやや難、耐倒伏性は中、脱粒性は難、穂いもち圃場抵抗性はやや強、葉いもち圃場抵抗性は中、白葉枯病圃場抵抗性はやや弱、しま葉枯病抵抗性品種群別は外国稲型(St2i)、アミロース含量は低である。「朝の光」と比較して、成熟期が早いこと、アミロース含量が低いこと等で、「探系2018」と比較して、玄米が大きいこと、しま葉枯病抵抗性品種群別が外国稲型(St2i)であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成元年に出願者のほ場(群馬県前橋市)において、「探系2018」に「朝の光」を交配し、雑種第5代で穂別系統選抜、以後、系統育種法により育成された固定品種であり、5年から特性検定試験及び6年から生産力検定試験を行い、9年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「群馬14号」であった。 |
- さわぴかりのページへのリンク