ことばの典礼とは? わかりやすく解説

ことばの典礼

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/26 09:27 UTC 版)

ミサ」の記事における「ことばの典礼」の解説

次に「ことばの典礼」といわれる部分に入る。ここでは平日には2つ主日祝日には3つの聖書から部分朗読される。それらの朗読第一朗読第二朗読主日祝日のみ)、福音朗読呼ばれる第一朗読では通常旧約聖書読まれるが、復活節限って使徒言行録』か『ヨハネの黙示録』が朗読される。第二朗読使徒書簡(主にパウロの手紙)が朗読される。第一朗読の後には、「答唱詩編」という先唱者と会衆による章句繰り返しと「詩編」の朗読が行われる(交読という)が、通常のミサでは歌われることが多い。「アレルヤ唱」(四旬節の期間は「詠唱」)の後で行われる福音朗読はその名前の通り福音書朗読される。第一朗読第二朗読信徒朗読することが多いが、福音朗読司祭もしくは助祭が行うことになっている福音朗読の時、会衆起立することになっている。なお、「ことばの典礼」(聖書朗読)の際、現代日本のほとんどのカトリック教会では新共同訳聖書用いられている。 福音朗読続いて司祭(あるいは助祭)による説教が行われる。説教では通常その日福音聖書朗読解説がされることが多い。主日祭日には説教後で信仰宣言が行われる。ミサ国語以来日本教会洗礼式用いられる略式信仰宣言用いるか、ごくまれに文語訳ニケア・コンスタンチノープル信条クレド)を用いてきたが、2004年口語訳ニケア・コンスタンチノープル信条司教団より公式に発表された。従来使徒信条唱えるともできるが、略式信仰宣言廃止された。 信仰宣言続きそのときに応じて意向唱える共同祈願」という祈り唱えられる

※この「ことばの典礼」の解説は、「ミサ」の解説の一部です。
「ことばの典礼」を含む「ミサ」の記事については、「ミサ」の概要を参照ください。

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