狭額縁化
別名:狭ベゼル化
【英】slim border, slim bezel
狭額縁化とは、主に液晶ディスプレイにおいて、液晶パネルを囲む枠(額縁)の幅をより狭くすることである。
ディスプレイの額縁の幅が狭ければ狭いほど、同じ外箱(ベゼル、キャビネット)サイズでより大きな表示領域を実現できる。あるいは、ディスプレイのサイズを維持したまま本体の小型化が実現できる。
PC用のディスプレイにおいては、狭額縁化によって、外観がすっきりする、省スペース化が図れる、マルチディスプレイの構成においてディスプレイ間の非表示領域を減らせる、といったメリットがある。スマートフォンなどにおいては、端末自体の小型化に直結する。
狭額縁化技術の一種である「ファインライン」は、パナソニックが開発したタッチディスプレイ向けの狭額縁化技術で、幅1mm以下の狭額縁化を実現しているという。
参照リンク
「静電容量方式 フィルムタッチパネル」を製品化 - (パナソニック エレクトロニックデバイス株式会社 プレスリリース 2011年5月23日)
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