かわいさの類型と構造
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 07:45 UTC 版)
北海道教育大学教育学部准教授の宮﨑拓弥は、かわいさを喚起する因子を次の4つに分類している。 色彩:彩度が高くて明るい色、もしくはパステルカラーなど明度が低い色、あるいはマカロンやキャンディなどの洋菓子(=日常的かわいい) ベビースキーマ:子供、ぬいぐるみ、ハムスター、寝顔、方言、丸顔の女性など幼い存在に認められる生得的なカテゴリー(=か弱いかわいい) ファンシー:メルヘンチックなもの、ロリータ・ファッション、人形、ピンク色といった女性文化に認められる文化的なカテゴリー(=独特かわいい) 不気味:トカゲ、熊、牛、金魚、蝶の標本、キノコ図鑑、人体模型などネガティブに評価されがちなもの(=キモかわいい) 宮崎によると、かわいさを喚起する因子は男女ともに同じ傾向があり、同分類は男女を区別せずに統一して適用できるものと考えられている。
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