かわいそうなおひめさま
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/25 09:01 UTC 版)
「幻奏戦記RuLiLuRa」の記事における「かわいそうなおひめさま」の解説
読者参加時代に雑誌「otomex」で行なわれたRu/Li/Lu/Raの企画。「6人の可哀想な歌姫から一人を応援し、その境遇から救い出そう」というのがコーナーの趣旨であった。しかし、その結果はゲームぎゃざ誌上には一切載せられぬまま終了した。 なお、以下の6人が「かわいそうなおひめさま」として登場する。 名も呼ばれぬ歌姫 伝説の竜が棲むといわれる「ドラッヘン・トーア」の断崖に突き立った剣の先で歌い続ける歌姫。彼女がなぜそんな場所で歌っているのか、何のために歌っているのか、それを知る者はいない。 なお、当初は『名も呼ばれぬ歌姫』という名で登場したが、後にゲームぎゃざ誌上で『フォウシャ=サ』と名付けられている。 リリ・リーア 『現世騎士団』のリーダーであるコーダ・ビャクライの半身たる歌姫。ただし、宿縁によるものではなく、ビャクライの手によって強制的に歌姫にされた。生まれつき目が見えないが、歌姫としての能力は極めて高い。 セリアメンテ 代々続く名家の生まれ。英雄との出会いを夢見ていたが、彼女には半身たる英雄が現れなかった。結果、彼女は英雄をアーカイアから放逐するために立ち上がった。 なお、彼女は読参時代にプレイヤーが選択できた勢力の一つである『アーカイア自由民』のリーダーとして名前だけは知られていた。イラストが公開されたのは、otomexが初めてである。 ティディー 「自分のほかに命を賭けるものなどない」を信条とした歌姫。そのため、英雄不信であったが、一人の英雄が彼女を変えていった。そして、彼女もまた彼の半身でありたいと願い、彼の夢を助けることを誓った。だが、その英雄は志半ばで逝ってしまった。彼女は彼の夢を果たすため、歌姫としての自分を捨てた……。 アルカ アーカイアにおける『最大の禁忌』を犯してしまった歌姫。罰として彼女は『歌』を奪われた。歌を歌えない歌姫――それは、アーカイアにおいては滑稽で、死よりも過酷な罰であった。 ターニャ 彼女にとって、『自分の半身』とは英雄ではなく、双子の姉ルーニャであった。幼少に親を亡くした彼女が唯一心を開くのはルーニャだけであり、『歌』の楽しさを教えてくれたのも姉であった。しかし、その姉は奇声蟲の襲撃で命を落としてしまった。だから彼女は話すことをやめた。もう、話す相手はいないからだから彼女は歌うことをやめた。もう、共に歌ってくれる人はいないから。彼女が持つ人形は、時折歌を奏でる。それは姉ルーニャの魂が宿ったためであろうか……。
※この「かわいそうなおひめさま」の解説は、「幻奏戦記RuLiLuRa」の解説の一部です。
「かわいそうなおひめさま」を含む「幻奏戦記RuLiLuRa」の記事については、「幻奏戦記RuLiLuRa」の概要を参照ください。
- かわいそうなおひめさまのページへのリンク