お祭り野郎 魚河岸の兄弟分とは? わかりやすく解説

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お祭り野郎 魚河岸の兄弟分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/03 05:59 UTC 版)

お祭り野郎 魚河岸の兄弟分
Festival Champ
監督 鈴木則文
脚本 掛札昌裕
製作 天尾完次、吉峰甲子夫、(企画)
出演者 松方弘樹江守徹坂上二郎
音楽 菊池俊輔
撮影 飯村雅彦
編集 西東清明
製作会社 東映
公開 1976年5月29日
上映時間 94分
製作国 日本
言語 日本語
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お祭り野郎 魚河岸の兄弟分』(おまつりやろう うおかしのきょうだいぶん)は、1976年5月29日東映で公開された日本映画。カラー、94分。

松方弘樹の新シリーズ第一弾[1]

大の祭り好きな築地市場に勤める若者を主人公に繰り広げる人情喜劇である。

あらすじ

キャスト

スタッフ

  • 企画:天尾完次、吉峰甲子夫
  • 監督:鈴木則文
  • 脚本:掛札昌裕
  • 撮影:飯村雅彦
  • 美術:桑名忠之
  • 音楽:菊池俊輔
  • 録音:小松忠之
  • 照明:萩原猶義
  • 編集:西東清明
  • 助監督:橋本新一
  • 協力:東京魚市場卸協同組合

主題歌

「お祭り野郎」
作詞:伊藤俊也 / 作曲:菊池俊輔 / 唄:松方弘樹

製作

企画

1975年夏の『トラック野郎・御意見無用』、1976年の正月映画『トラック野郎・爆走一番星』の連続大ヒットで、女子どもの十数年来の大動員を大喜びした岡田茂社長が、1976年上半期に悪名高き"健全喜劇・スポーツ映画路線"を敷いた[2][3]。このため、前年まで"不良性感度"の強い映画で売り出していた松方の"脱ヤクザ"を構想し[4]、この年、4月の『テキヤの石松』と5月に出した本作は、松方のヤクザ脱皮の決め手の一つとして企画された[4]。1976年年頭1月7日の東映記者会見で1976年の製作方針を岡田社長が発表した際の本作のタイトルは『河岸の若親分』[4]、『魚河岸の若親分』[5]、『テキヤの石松』は『関西テキヤ一家』であった[4]。1976年4月30日に東映が7月までの確定番組と後続予定番組を発表した際には『お祭り野郎・魚河岸の兄弟分』に変更されている[6]

映像ソフト

同時上映

脚注

  1. ^ 「巻返しを計る各社の表情を探る 洋高邦低の声に必死の努力を続ける」『映画時報』1976年4月号、映画時報社、 13頁。
  2. ^ 川崎宏 『狂おしい夢 不良性感度の日本映画 東映三角マークになぜ惚れた!? 青心社、2003年、50-51頁。ISBN 978-4-87892-266-4 「〔ショウタウン 映画・芝居・音楽げいのう街〕」『週刊朝日』1976年1月23日号、朝日新聞社、 36頁。黒井和男「興行価値 日本映画 東映・松竹激突」『キネマ旬報』1976年1月上旬号、キネマ旬報社、 198–199頁。
  3. ^ 「邦画界トピックス」『ロードショー』1976年10月号、集英社、 175頁。「〈東映映画特集〉 東映の監督たち 文・山根貞男」『シナリオ』1977年7月号、日本シナリオ作家協会、 29頁。
  4. ^ a b c d “東映岡田社長年頭懇談会 『トラック…』の大ヒット等語る”. 週刊映画ニュース (全国映画館新聞社): p. 1. (1976年1月10日) 
  5. ^ 「再び"邦高洋低"で活気づく日本映画界」『月刊ビデオ&ミュージック』1976年1月号、東京映音、 21頁。
  6. ^ “東映が七月迄確定番組発表八月は『トラック野郎』物”. 週刊映画ニュース (全国映画館新聞社): p. 1. (1976年5月8日) 




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