お座敷車両
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/09 10:23 UTC 版)
「みやび (鉄道車両)」の記事における「お座敷車両」の解説
国鉄のお座敷車両では初めて掘り炬燵方式を取り入れ、正座やあぐらではなく、通常の椅子に座るのと同様にくつろげるようにした。 座卓は作りつけとし、1つの座卓に座椅子を4席配した。座卓の一端には14インチのテレビ(VTRモニター)が設置されており、座卓ごとにスイッチの入切が可能となっている。また、座椅子は最大114度まで倒れるリクライニング構造で、跳ね上げ可能な肘掛が両側に装備されている。 内装は2タイプの意匠となっている。これは、1両ごとに異なるタイプを連結することで、往路と復路で違った雰囲気を楽しめるようにしたものである。 1号車・3号車・6号車は、重厚なイメージを持たせる格子天井で、格子は濃茶色、車端の戸襖は朱色とすることで、華やかさと荘重さを表現している。また、2号車・5号車・7号車は淡白なイメージを持たせる舟底天井で、壁面を鶯色、車端の戸襖は芥子色としている。
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