おもな分隊の活動
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 22:45 UTC 版)
「千日デパート火災」の記事における「おもな分隊の活動」の解説
南消防署・南阪町R分隊第一出場。デパートビル北側で7階から転落してくる者の救助活動、駐車違反車両の移動作業、照明灯火作業および酸素ボンベ充填作業を行った。 南消防署・道頓堀PR分隊第一出場。デパートビル西側出入口から内部進入し、人命探索活動をおこなった。延長ホース5本連結でビル西側の連結送水管へ給水した。デパートビル西側出入口から内部進入し、延長ホース2系統を1階屋内消火栓に連結して3階および4階へ延ばして消火活動を行った(泉尾PR分隊相掛)。5階でも同階の屋内消火栓を使用して消火活動をおこなった。放水量は44万4,625リットルだった。 南消防本署・PR分隊第一出場。デパートビル西側から北側で放水する西成消防本署・W分隊の屈折放水塔車に延長ホース7本連結で給水し、南側で放水する北消防本署・4スノーケル分隊に延長ホース9本連結で給水をおこなった。放水量は58万5,525リットルだった。 南消防本署・TR分隊第一出場。南消防本署・はしご車分隊の救助作業補助をおこなった。デパートビル西側出入口からビル内部に進入し、延長ホース5本連結(2系統)で給水、3階と4階で消火活動をおこなった。給水量は75万7,200リットルだった。 南消防署・上町PR分隊第一出場。デパートビル南東側からビル南側で放水する住吉消防本署・はしご分隊に延長ホース4本連結で給水、ビル北側で放水する南消防本署・スノーケル分隊に延長ホース4本連結で給水を行った。給水量は66万2,903リットルだった。 南消防署・恵美須TR分隊第二出場。デパートビル南東側より北側出入口と南側東出入口からビル内部に進入し、延長ホース4本連結(2系統)を使用して2階および3階で消火活動を行った。またビル南側で消火活動をする東消防本署・S分隊に延長ホース3本連結で給水をおこなった。給水量は72万0,684リットルだった。 南消防署・立葉T分隊第二出場。デパートビル東側から住吉消防本署・はしご車分隊へ延長ホース8本連結で中継送水した。ビル南側の路上から3階および4階窓へ放水した。立葉PR分隊に相掛してビル南側からビル内部に進入し、5階で消火活動を行った。放水量は35万3,610リットルだった。 南消防署・立葉PR分隊第二出場。デパートビル南側から屋内階段でビル内部に進入し、延長ホース7本連結で給水、4階で消火活動を行った。また隊員1人は酸素ボンベの充填作業をおこなった。放水量は38万0,780リットルだった。 南消防本署・S分隊第一出場。南阪町PR分隊および上町PR分隊から中継給水を受け、デパートビル北側から3階窓および4階窓を破壊して、それらの窓へ向けて放水をおこなった。その後にビル3階へ内部進入し、延長ホース2本連結で消火作業をおこなった。 西成消防署・海道TR分隊特別出場。 勝山PR分隊から中継給水を受け、延長ホース2本連結(2系統)で東消防本署・はしご車分隊に中継送水した。またデパートビル東南角のアーケード屋根から3階屋内に対して延長ホース4本連結で消火活動をおこなった。 東消防本署・TR分隊特別出場。阿倍野消防本署・PR分隊から中継給水を受け、デパートビル北東正面出入口からビル内部に進入し、延長ホース5本連結を使用して2階で消火活動をおこなった。また晴明通PR分隊が相掛で延長ホース4本連結で同様の消火活動をおこなった。 西成消防署・津守PR分隊第三出場。デパートビル南側出入口より屋内階段で4階バルコニーに進入し、延長ホース8本連結で消火活動をおこなった。その後に4階屋内で消火活動をおこなった。南消防本署・PR分隊も相掛で延長ホース3本連結で同様の消火作業をおこなった。放水量は30万6,600リットルだった。 大正消防署・泉尾TR分隊第三出場。3階ないし6階に内部進入して要救助者の探索をおこなった。ビル南側の連結送水管に接続し、東消防本署・S分隊に延長ホース3本連結で給水した。天王寺消防本署・PR分隊が相掛でデパートビル南西側のアーケード屋根から延長ホース3本連結で消火活動をおこなった。なお泉尾TR分隊の隊員は、道頓堀PR隊に相掛してビル西側出入口から内部に侵入し、3階および4階で消火活動を行った。
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