おしきせ

実用日本語表現辞典

お仕着せ

読み方：おしきせ

上方から一方的に与えられること。また、そのようにして与えられたもの。「御仕着せ」とも書く。元は、主人に当たる役柄の人物から支給される衣服のこと。

（2010年10月13日更新）

デジタル大辞泉

お‐しきせ【^▽御仕着せ】

読み方：おしきせ

《「仕着せ」は、幕府または主人から支給されるものであるところから「お」を添えた》

１ 「仕着せ1」に同じ。「盆暮れの—」

２

㋐上から一方的にあてがわれたもの。「—の制服」

㋑型どおりのもの。「—の祝辞」

㋒定量となっている晩酌。

「晩方になると…—を飲ませることに決まっている」〈秋声・あらくれ〉

丁寧表現の辞書

お仕着せ

読み方：おしきせ

名詞「仕着せ」に、接頭辞「お」がついたもの。

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御仕着せ

読み方：おしきせ

名詞「仕着せ」に、接頭辞「御」がついたもの。

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甲州弁辞典

おしきせ

甲州弁	意味	用例
おしきせ	晩酌

隠語大辞典

お仕着せ

読み方：おしきせ

1. （一）住込みの弟子に師匠が盆正月に贈つてやる衣裳。（二）家庭で晩餐に飲む一定の酒量。一つの型にはまつて与えられたもの。徳川時代大阪では死罪の刑を受けた者が、市中引廻しになる時に着せられる衣服がきまつていた、それをお仕着せというたとのことだが、寄席楽屋でのお仕着せは、前の（二）になつている。

分類 芸能

ヲシキセ

読み方：おしきせ

1. 薬ノコトヲ云フ。〔第三類　飲食物之部・山梨県〕
2. 薬。〔第六類　器具食物〕
3. 薬を云ふ。
4. 薬のこと。

分類 山梨県

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