おおぞら【オオゾラ】(飼料作物)
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登録番号 | 第12705号 |
登録年月日 | 2005年 2月 7日 | |
農林水産植物の種類 | とうもろこし | |
登録品種の名称及びその読み | おおぞら よみ:オオゾラ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 | |
品種登録者の住所 | 茨城県つくば市観音台三丁目1番地1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 濃沼圭一、三木一嘉、榎宏征、三浦康男、佐藤尚、高宮泰宏 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「Ho57」を母系とし、「Ho49」を父系とする交雑品種であり、育成地(北海道札幌市)における雄穂及び絹糸抽出期は中生、稈長はやや長で粒質はDF(デント・フリント)のサイレージ向きの品種である。初期生育は良、雄穂及び絹糸抽出期は中生、稈長はやや長、稈径はやや太、着雌穂高はやや高である。雄穂長はやや長、枝梗数は少、葯は桃色、絹糸色は緑、雌穂長及び雌穂径は中、粒列数はやや多、一列粒数は多、穂芯色は桃色、粒質はDF(デント・フリント)、粒色は黄橙色、胚乳澱粉は通常澱粉、粒型はややくさび型、百粒重は重である。倒伏抵抗性はかなり強、折損抵抗性は強である。「ワセホマレ」と比較して、着雌穂高が高いこと、葯が桃色であること、絹糸が緑色であること、穂芯が桃色であること等で、「3790」と比較して、雄穂が長いこと、絹糸が緑色であること、粒質がDF(デント・フリント)であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、「Ho57」を母系とし、「Ho49」を父系とする交雑品種であり、平成7年に北海道農業試験場(現独立行政法人農業・生物系特定産業技術研究機構、札幌市)において、両親自殖系統間の検定交配、8年に組み合わせ能力検定試験を実施し、9年から生産力検定試験等の試験を行い、14年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
固有名詞の分類
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