おうりゅう (潜水艦)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/08 07:28 UTC 版)
おうりゅう(ローマ字:JS Oryu, SS-511)は、海上自衛隊の潜水艦。艦名は「豊富な知識を持つ縁起の良い龍」を意味する凰龍(おうりゅう)から名付けられた[1][2]。そうりゅう型潜水艦の11番艦。従来までのスターリング機関と鉛蓄電池を廃し、リチウムイオン蓄電池(GSユアサ製)を搭載するよう改設計されており[3][4]、世界で初めて機関の構成要素にリチウムイオン蓄電池を採用した潜水艦である[5]。建造費は約660億円[6]。
- ^ “海自の最新鋭潜水艦「おうりゅう」進水式 神戸”. 産経West. 産経新聞 (2018年10月4日). 2018年10月4日閲覧。
- ^ “命名・進水式-平成30年度”. www.mod.go.jp. 海上自衛隊. 2021年12月7日閲覧。
- ^ 「潜水艦、音なしで長時間/三菱重 リチウムイオン電池搭載」『日本経済新聞』朝刊2018年10月5日(企業1面)2018年10月7日閲覧。
- ^ “世界初のリチウムイオン電池システムを搭載した潜水艦の実現”. 防衛基盤整備協会. 2021年10月21日閲覧。
- ^ 潜水艦「おうりゅう」引き渡し 世界初、リチウムイオン電池搭載 三菱重工神戸 神戸新聞 2020年3月5日
- ^ “世界初のリチウムイオン電池搭載の新潜水艦「おうりゅう」が海上自衛隊に引き渡し”. 高橋浩祐. Yahoo!ニュース. 2020年3月5日閲覧。
- ^ “潜水艦「おうりゅう」の引渡式・自衛艦旗授与式について” (PDF). 海上自衛隊 (2020年3月3日). 2022年4月22日閲覧。
- ^ “世界初のリチウムイオン電池搭載の新潜水艦「おうりゅう」が海上自衛隊に引き渡し”. 高橋浩祐. Yahoo!ニュース. 2020年3月5日閲覧。
- ^ “令和3年度第1回米国派遣訓練(潜水艦)について” (PDF). 海上自衛隊 (2021年7月28日). 2022年4月22日閲覧。
- 1 おうりゅう (潜水艦)とは
- 2 おうりゅう (潜水艦)の概要
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