えみあかり【エミアカリ】(草花類)
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登録番号 | 第14099号 |
登録年月日 | 2006年 3月 20日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | えみあかり よみ:エミアカリ |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 青森県 | |
品種登録者の住所 | 青森県青森市長島一丁目1番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 長谷川一、菅野善明、工藤真治、肥口一雄、田中功二 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「精雲」に軟X線を照射して育成されたものであり、花は黄白色のやや大輪で切花向きの品種である。開花時の草丈は中、節間長はやや短、茎の太さは中、色は緑である。たく葉の大きさは中、葉の着き方は上向き、葉長はやや長、葉幅はやや広、葉の縦横比及び光沢は中、一次欠刻の深さはかなり深、基部の形は円、表面の色は中である。側らいの数は少、舌状花の重ねは八重、花の大きさはやや大、厚みは中、花首の長さはやや短、花たくの形は盛り上がったドーム状である。舌状花の多少は中、向きは斜上、主要な形は舟底弁、花筒部の長さはかなり短である。外花弁の長さはやや長、幅はやや広、花弁先端の形は丸、弁舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の表面及び裏面の色は黄白(JHS カラーチャート3101)、内花弁の表面及び裏面の色は浅緑黄(同2904)である。管状花の花冠の深裂の程度はかなり小である。生態分類型は夏秋、開花の早晩性は早である。「精雲」と比較して、舌状花内花弁の表面及び裏面の色が浅緑黄であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成9年に青森県農林総合研究センター、グリーンバイオセンター(青森市)において、「精雲」の茎頂培養由来無菌植物体に軟X線を照射して得られた変異株の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、14年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「笑あかり」であった。 |
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