牛の角突きの習俗
名称: | 牛の角突きの習俗 |
ふりがな: | うしのつのつきのしゅうぞく |
種別1: | 風俗習慣 |
保護団体名: | 二十村郷牛の角突き習俗保存会 |
指定年月日: | 1978.05.22(昭和53.05.22) |
都道府県(列記): | 新潟県 |
市区町村(列記): | 長岡市,魚沼市,小千谷市 |
代表都道府県: | 新潟県 |
備考: | 5月~11月(不定期) |
解説文: | 新潟県古志郡の二十村郷と呼ばれる地域で古くから行なわれる動物競技の習俗で、『里見八犬伝』にも詳しくしるされている。牛の角突きは、八丈島・隠岐島・四国の宇和島・奄美諸島・沖繩にも分布するが、古い習俗をよく保って現存するものは、本州ではこの地域のみである。 二十村郷では、五月から十一月にかけて、この地域の四か所の角突き場で競技が行なわれ、近郷近在の観客でにぎわう。ここの牛の角突きについては、「うまや入れ」・「うまや祭り」・「牛見」・「一番角突き」・「門出祝い」・「出場祝い」・「牛送り」などの習俗がよく伝えられている。わが国古来の動物競技の習俗の典型例として重要である。 |
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