あま‐がえる

デジタル大辞泉

あま‐がえる〔‐がへる〕【雨^×蛙】

読み方：あまがえる

１ アマガエル科の両生類。体長3〜4センチ。体色は黄緑・灰褐色など周囲に応じて変化する。指には吸盤が発達。草原・林にすみ、湿度に敏感で雄は夕立前によく鳴く。あまごいむし。あまごいびき。あまびき。日本あまがえる。《季 夏》「火を打てば軒に鳴合ふ—／丈草」

２ 無尾目アマガエル科の両生類の総称。ハロウエルアマガエルなど。

ニホンアマガエル／撮影・おくやまひさし

隠語大辞典

雨蛙

読み方：あまがえる

1. 心の変り易い男女のことをいふ。雨蛙は保護色を有しその居所に応じて変色するからいつたもの。〔情事語〕
2. 〔俗〕心の変り易い人。雨蛙は保護色を有し、境遇・居所に応じて変色するからである。
3. 心の変り易い人のことをいふ。雨蛙はよく変色するからである。
4. 心の変り易い男女を云ふ。（雨蛙は保護色であるから）。
5. 心の変り易い男女のこと。雨蛙は保護色を有し、その居所に応じて変色するところから、この言葉が出てゐる。
6. 心の変り易い男女をいう。雨蛙は保護色である。

分類 情事語、花柳界

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あまがえる

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2017/11/14 02:48 UTC 版)

「放課後キッチン」の記事における「あまがえる」の解説

ちかこがベランダであまがえるに扮装し窓ガラスにくっついてダンナを驚かせたが雨だったのでちかこは風邪をひいてしまう。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

あまがえる

出典:『Wiktionary』 (2021/08/15 11:30 UTC 版)

名詞

あまがえる【雨蛙】

1. カエル目アマガエル科に属するかえるの総称。学名:Hylidae。
2. 1.の一種、日本雨蛙。夏の季語。
   • 雨蛙芭蕉にのりてそよぎけり（宝井其角『句兄弟』）

発音^(?)

あ↗まが↘える