あさまやま

デジタル大辞泉

あさま‐やま【朝熊山】

読み方：あさまやま

伊勢市南東部にある山。標高553メートル。山頂に金剛証寺がある。近世は伊勢参宮の巡拝地の一つとしてにぎわった。朝熊ヶ岳。あさくまやま。

あさま‐やま【浅間山】

読み方：あさまやま

群馬・長野両県にまたがる三重式活火山。標高2568メートル。天明3年（1783）の大爆発では多数の死者を出し、溶岩流は鬼押出(おにおしだし)などを形成した。あさまのたけ。［歌枕］

浅間山と鬼押出

世界宗教用語大事典

あさまやま 【朝熊山】

三重県伊勢市東部の山（標高五五三メートル）。頂上に臨済宗金剛証寺、麓に朝熊神社がある。

あさまやま 【浅間山】

長野県と群馬県の境にある三重式活火山（標高二五六〇メートル）。古くから浅間大明神が信濃（長野）側と上野（群馬）側とに祀られ、信濃塩野の真言宗真楽寺、上野嬬恋の天台宗延命寺が別当寺になっていた。→ 別当