『貞子vs伽椰子』での伽椰子
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 15:30 UTC 版)
「佐伯伽椰子」の記事における「『貞子vs伽椰子』での伽椰子」の解説
基本的な設定は最初のビデオ版や映画版(以降、「原典」)と同じだが、『リング』シリーズの貞子との対決に尺が必要という理由もあり、伽椰子と俊雄の生前の人間像は省略されている。呪いの家は、近所で引っ越した家族が全員死んでいる「幽霊屋敷」と噂される完全な廃墟となっており、「夫が妻子を殺した後に自殺している」という設定であるため、伽椰子の夫かつ俊雄の父(佐伯剛雄)に相当する人物は登場しない。 原典で見せた頭髪による攻撃や下顎を外す攻撃は行わないが力は強く、貞子を引きずる、呪いのビデオ(リングビデオ)を破壊する、などの肉弾攻撃を行う。最終的には、貞子と合体して異形の怪物に変貌する。 呪いの家に入った人間は家から出る前に呪殺されるほか、生きていても外門から出られない(庭までなら移動可能)。 俊雄の死因はアメリカ版と同様、父によって浴室の浴槽で溺死させられたという設定に変更されている。直接攻撃しない原典と異なり、首に飛びついて引き伸ばして殺害するなど、攻撃的になっている。 なお、俊雄は呪いのビデオを鑑賞した際に貞子によってテレビの中へ引きずり込まれてしまうが、伽椰子が貞子と融合した場面ではその様子をじっと見つめており、無事であったことがうかがえる。 作中に登場する霊能者の常磐経蔵は、一時的に俊雄を追い払う力を持つ。
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