『秘密戦隊ゴレンジャー』関連
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 17:56 UTC 版)
「誠直也」の記事における「『秘密戦隊ゴレンジャー』関連」の解説
誠は海城剛役の演技について、大人向け作品のようなどろどろした人間心理などは出さず、素直な男らしさやリーダーのあるべき姿をストレートに表現したとしている。役柄へは、『ファイヤーマン』で危険なアクションをこなしていたため、すんなり入って行くことができたという。 『ゴレンジャー』の最初の撮影で遅刻して監督の竹本弘一に叱り飛ばされ、誠は竹本に対して内心「このくそおやじ!」と思ったことを後に本人へ語っている。 工場跡でのロケ中、飛び降りるシーンの撮影中に着地した場所に切断した鉄骨の破片があったため、足の裏を複雑骨折している。しかし、スタッフに伝えることなく撮影を続行している。 石ノ森からは「アカレンジャーはお前で良かったよ」と言われ、喜びを感じたという。 のちに『特捜最前線』で自分が主役の回に『ゴレンジャー』で共演した畠山麦がゲスト出演したが、その撮影期間中に畠山は亡くなってしまい「あれはツラかった……」と述懐している。 東映俳優センターが廃止されたのち宮内洋とともに事務所を移籍。時期を同じくして、二人が共演する機会が増えた。 後年のインタビューでは、「海城剛」という役名は本名と同じ「剛」が入っていることや釣り好きで「海」に親しみがあることなどから気に入っている名前だと述べており、8年演じた『特捜』の吉野以外ではっきり覚えている数少ない役名の1つに挙げている。 『海賊戦隊ゴーカイジャー』の最終回に海城役で出演した際は、同作品がスーパー戦隊シリーズ最後の作品だと思い、自身も育ててもらった感謝の意も込めて引き受けたが、撮影所で既に次作品の撮影が始まっていることを聞いて驚いたという。
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