『新・ゴーマニズム宣言SPECIAL 戦争論』シリーズ
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詳細は「新・ゴーマニズム宣言SPECIAL 戦争論」を参照 『戦争論』内において、元日本兵の弁護の為小林は大東亜戦争(太平洋戦争)における日本の軍事行動を自存自衛として肯定、大東亜共栄圏を肯定、南京大虐殺をほぼ「なかった」論を展開して論争を巻き起こした。続く『戦争論2』では同時多発テロを非難するならばアメリカの空爆も非難されるべきだと問題提起。それまで小林の言動を支持していた親米保守派の中から、一転批判に転じる者もあった。小林も親米保守派をポチ保守と批判し、これ以降「真正保守」を自認する立場から反米の立場を取る。イラク戦争後に発売された『戦争論3』ではさらに反米色を強め、アングロサクソンの歴史的残虐性を指摘。日本とアメリカの対決は運命であったと主張。『戦争論』シリーズはこの3をもって完結。イラク戦争に関しては、アメリカ追従の言論人を批判し、独立自尊の精神を持てと主張した。それにより親米派が大半である保守系右派の言論人と袂を分かち、手厳しく批判している。 なお、『わしズム』Vol. 7の「戦争論3はこう読め!!」という、秘書の金森(当時)による小林へのインタビューによれば、『戦争論』1を描いた時、小林とスタッフ一同は「これを出したら右翼と言われて、ゴー宣も終わりじゃないか」と覚悟していたが、『ゴー宣』は続き、『戦争論』も3作まで出せたと言い、リスクを取る事の重要さを語った。
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