『探偵!ナイトスクープ』と『徹子の部屋』
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「福本清三」の記事における「『探偵!ナイトスクープ』と『徹子の部屋』」の解説
「知る人ぞ知る」人物であった福本の知名度を一気に高めるきっかけとなったのは、1992年6月5日の朝日放送のテレビ番組『探偵!ナイトスクープ』への出演である(2007年12月発売のDVD8巻に収録)。 時代劇でいつも斬られ続ける福本の存在が非常に気になっていた視聴者から「あの斬られ役は誰? 出来れば『徹子の部屋』に出演させてあげたい!」という依頼が寄せられた。しかし、当時無名であった福本をいきなり番組に出演させることは無理がある。そこでスタッフは『徹子の部屋』のセットを借りて、探偵の落語家桂小枝が黒柳徹子に扮して、福本を『偽・徹子の部屋』に“出演”させたが、ロケ中、偶然「本物の」黒柳徹子が現場に現れ状況が一変する。「日本一の斬られ役」という裏方の仕事に興味を持った黒柳が、その場にいた福本に話を聞いているうちに、是非とも自分の番組内でこの人の話を聞いてみたいという方向に話が進む。こうして1992年9月24日に本物の『徹子の部屋』への出演を果たした。 その後福本は、2005年7月8日放送の『探偵!ナイトスクープアカデミー大賞2005』のオープニングに、同番組のレギュラー陣らと共に出演し、その時に、「映画『ラスト サムライ』で、あのトム・クルーズと共演した福本清三さんだ!」と実況されて、刀で斬る真似をし、「斬った!斬りました!!これがハリウッド帰りの切れ味だ!」と実況している川下大洋に表現された。 また同番組では、時代劇に関わる依頼で探偵と依頼者が太秦の映画村を訪れた際に、殺陣の作法等の指南役として登場する機会もあった。その際でも福本のトレードマークである「素浪人」の姿で登場していた。
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