『探偵文学』
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/08 23:04 UTC 版)
上記の探偵作家新人倶楽部の運営方針に反発して独立したグループにより創刊された同人雑誌。1935年3月から1936年12月まで、月刊で全21冊刊行。創刊号で示された同人のメンバーは、明石富久夫、青海水平、大慈宗一郎、伊志田和郎、栗栖二郎(水上幻一郎)、中島親、波蜻二、荻一之助、蘭郁二郎、常盤元六(村正朱鳥)、伴代因(伴白胤)、内海蛟太郎、米山寛の13人。のちに平塚白銀、岡村不二男、竹村久仁夫が参加。 1937年1月より『シュピオ』と改題。海野十三、小栗虫太郎、木々高太郎の3人が編集人(のちに蘭郁二郎が加わる)となり、『探偵文学』から巻数だけは引き継いだものの、まったく別の雑誌となった。『シュピオ』は1938年4月号まで全13冊を刊行し、廃刊となった。
※この「『探偵文学』」の解説は、「ぷろふいる」の解説の一部です。
「『探偵文学』」を含む「ぷろふいる」の記事については、「ぷろふいる」の概要を参照ください。
- 『探偵文学』のページへのリンク