『三国志演義』など
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/28 15:40 UTC 版)
小説『三国志演義』で厳顔は老将の設定だが、正史で老将なのは張任である。張飛に降伏した後、自ら他の守将に降伏勧告を行なっている。その後は黄忠と共に老将コンビを結成して漢中攻略の際には大いに活躍している。 南宋末期の右丞相文天祥が作った詩「正気の歌」にも、蘇武・張巡ら歴代の忠臣義士と並んで厳顔が登場する。生没年も不明で、最終的には帰順した人物が張良・諸葛亮・蘇武といった顔触れとともに登場するのも、ひとえに張飛に言い放った言葉の強い印象故と言えよう。 重慶市忠県で三国時代の墓が発見された際、地元の言い伝えを根拠に厳顔の墓であると主張された事があった。
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