『三国志演義』における劉禅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/09 23:48 UTC 版)
小説『三国志演義』では、母親が妊娠中に北斗七星を呑む夢を見たという事から、幼名を「阿斗」と名付けられる。 諸葛亮の謀反を疑って彼を北伐の前線から召還したり、魏と内通した黄皓にいわれるがまま、姜維をやはり前線から呼び戻し、しかも黄皓を庇うなど暗君としての印象がより一層強い。また、諸葛亮が召還された際に、劉禅の酒に溺れ肥えた体を見て、蔣琬や費禕らに劉禅の教育を厳しく行うよう命じている。前述の『漢晋春秋』の逸話も、劉禅の暗君ぶりを示すために三国志演義に記されている。
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