『テヅカ・イズ・デッド』執筆
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「伊藤剛 (評論家)」の記事における「『テヅカ・イズ・デッド』執筆」の解説
2005年にNTT出版から『テヅカ・イズ・デッド』を出版。同書では「キャラ」と「キャラクター」を分節し、「フレームの不確定性」を論じた。また、手塚治虫の『地底国の怪人』の耳男を例にして、「キャラクター」と「キャラ」を論じた。さらに竹内オサムが手塚の発明としていた『新宝島』における映画的な手法を手塚以前から存在していたと指摘し、「萌え系キャラマンガ」が研究者や評論家から無視されていると指摘した。 2005年11月18日には夏目房之介や宮本大人と鼎談し、「マンガ批評の最前線」が特集された『ユリイカ』2006年1月号に掲載された。2006年からは武蔵野美術大学芸術文化学科で非常勤講師を務める。また、NTT出版のサイトでは川原和子と「おすすめマンガ時評『此れ読まずにナニを読む?』」の連載を務め、2007年5月19日に開催された「同人誌と表現を考えるシンポジウム」の有識者討論に登壇した。一方2008年には、趣味としての鉱物の楽しみ方を紹介したという『鉱物コレクション入門』を共著で出版している。
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