「RX-78」の命名
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/17 18:23 UTC 版)
小牧は日本サンライズ(現サンライズ)との親交から、雑誌編集長という立場以外でもガンダムブームに関わっている。1980年には『機動戦士ガンダム記録全集』(2巻以降)の編集を依頼され、業界の恩人である野崎欣宏と共に伸童舎を設立。サンライズの営業プロデューサー野辺忠彦に協力し、ガンダムや『伝説巨神イデオン』の劇場版公開時にはファンイベント「アニメ新世紀宣言」や「明るいイデオン」の運営に参加している。 リアルロボット系アニメではロボットを量産兵器とみなし、名称に型式番号を付けるパターンが多いが、その端緒が「RX-78 ガンダム」である。これは制作者側が設定したものではなく、小牧が富野由悠季監督の許可を得て考案したものである。台本にある「ガンダーX78」(本編では未使用)を元に、地球連邦軍がロボット兵器を研究するならば、ジオン軍のモビルスーツという名称は使わないのではないかと推定し、「ロボット(Robot)型・試作(X)機動兵器・宇宙世紀0078年型」という符号から「RX-78」とした。
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