「重大な罪」と書かれている例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/28 10:16 UTC 版)
「大罪」の記事における「「重大な罪」と書かれている例」の解説
まじない、妖術 偽りの誓い、誓約違反 殺人(安楽死も殺人行為にあたるとしている) 私通(結婚していない男女の性交) 強姦 離婚 姦通、一夫多妻、同棲 不当な賭けごと、いかさま賭博(ただし、与えた損害が些少で、損害を受けた者もそれを重視しているとは考えられない場合を除く) 偽証 しかし、これらのほとんどは、ラテン語規範版では、小罪と区別して「死に至る罪」を意味する"peccatum mortale" ではなく"peccatum est grave","culpam constituit gravem"(英語版では"grave sin","grave offense","grave matter"=「重大な罪」「重大なつまずき」「重大なことがら」)などの言葉で表現されている。前述の通り、これらのことが罪であり神の掟に反するということを予め知っていて、かつ熟慮の末に本人自身が認識した上で行われたものであるときに「大罪(死に至る罪)」となる。 ただし、これらの罪の中でも怒りとねたみによる罪についての2箇所は、『カトリック教会のカテキズム』のラテン語規範版でも"peccatum mortale"(死に至る罪)と書かれている。 また、嘘はそれ自体は小罪だが、「正義や愛の徳を甚だしく損なう場合には大罪になります。」としており、この箇所も"mortale" の語が使われている。
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