「論理六角形」の先取り
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/14 05:28 UTC 版)
「インド論理学」の記事における「「論理六角形」の先取り」の解説
アルマン・コラン(フランス語版)から1970年に出版された『アリストテレスからラッセルまでの論理学とその歴史』(仏: La Logique et son histoire d' Aristote à Russell)において、『知性の構造』(仏: Structures intellectuelles、Vrin、1966年)の著者でもあるロベール・ブランシェ(フランス語版)は、ユゼフ・マリア・ボヘンスキー(ポーランド語版、ドイツ語版、英語版)がインド論理学の三角形をアリストテレスの四角形(あるいはアプレイウスの四角形)と比較していることに言及している。この論理学の三角形はブランシェの論理六角形(フランス語版、英語版)の先駆けになっている。この論理学の三角形によってインド論理学は自然言語のある特殊な命題によってもたらされる問題に対する有力なアプローチ提起しているようである。論理学と自然言語の関係を理解する上でロベール・ブランシェの論理学の六角形がより完璧でそれゆえより強力なものであれば、高度に重要な点でインド論理学はアリストテレスを受け継ぐ西洋論理学に勝っているだろう。
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