「添削指導」と「面接指導(スクーリング)」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 16:14 UTC 版)
「高等学校通信教育」の記事における「「添削指導」と「面接指導(スクーリング)」」の解説
すべての学習が自宅などにおける自己学習で完結するわけではなく、一定の添削指導が終了するたびに試験を受けて、単位を修得する必要があることや、面接指導(スクーリング)があるというのも重要な事項と考えられる。 面接指導(スクーリング)とは、学校が指定する場所で、教員と生徒によって学習活動・教育活動を行うことである。体育等の実技科目はスクーリングとレポートによる指導をもとに単位を修得することが多く、試験を行わない場合がある。 例えば、教科「国語」の科目「国語総合」であれば、単位数は2単位で、添削指導に係わるレポートが6通、面接指導(スクーリング)2時間、教科「体育」の科目「体育」では、単位数2、添削指導に係わるレポート2通、スクーリング10時間という状況となる。面接指導(スクーリング)の方法は、学校によって異なる。毎週1回、あるいは3~5回から、1年間の一定期間(夏休みなど)にまとめて、というところもある。 テストやレポートで合格できなくても、その科目の単位が取得できなかったということで、全日制や定時制のように留年ということにはならない。必修科目の場合はテストやレポートで合格するまで再学習やスクーリングの再受講が必要となる。 卒業に必要な単位が揃わなければ、最短修業年限で卒業できず、実際には卒業時期が先延ばしになる。 ※参考:通信制高校の仕組み、生徒、学費、メリット
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