「東京1964年競技」の導入
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「マリオ&ソニック AT 東京2020オリンピック」の記事における「「東京1964年競技」の導入」の解説
開発スタッフは二度目の自国開催という期待に応えるために、1回目の1964年東京オリンピックをゲームで表現するという考えのもと、同大会を基にしたモード「東京1964年競技」の導入に踏み切った。 任天堂や大会組織委員会との話し合いの末、マリオシリーズのキャラクターはスーパーマリオシリーズ第1作『スーパーマリオブラザーズ』の、ソニックシリーズのキャラクターはシリーズ第1作『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』(メガドライブ版)のドット絵をベースにしたものが用いられた。 当初は、マリオシリーズ側のキャラクターはドットのパターンが少ないため、後発にあたるソニックシリーズ側の発売時期に合わせたデザインにするというアイデアもあった。そこへ任天堂から「全キャラクターを『スーパーマリオブラザーズ』のパターンで構築してはどうか」という提案が寄せられ、興味を抱いた開発スタッフにより、キャラクターの動きを左右90度の回転に限定した上で、双方のシリーズ第1作のグラフィックを用いることとなった。この際、ピーチ姫のグラフィックはエンディングに登場した1パターンしか存在しないこととなるが、上下に小刻みに揺らして走っているように見せることで、この課題を解決した。 「東京1964年競技」に登場する10競技は、実際のオリンピックの競技から選定されている。
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