「スーパーマリオ64」にまつわる活動
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/18 14:48 UTC 版)
「pannenkoek2012」の記事における「「スーパーマリオ64」にまつわる活動」の解説
Pannenkoek2012にとって、スーパーマリオ64は幼少期、初めてプレイしたテレビゲームであった。 2013年、当時コンピューターサイエンスを学ぶ大学生であった彼は、Youtubeチャンネル「Pannenkoek2012」で「Aボタン縛り」に関する動画の投稿を開始した。 Aボタンはジャンプを行うためのボタンであり、ジャンプはマリオが足場を乗り越えたり、敵を踏む、避けるなどするために用いられる最も基本的な動作である。「Aボタン縛り」シリーズではこのボタンを可能な限り使用しないことを目指しており、これを達成するために彼は様々なバグ、仕様を利用している。 また、Pannenkoek2012は「スーパーマリオ64」における様々な仕様の解析を行う動画も投稿しており、これらの動画は時に「プログラミングの授業」「論文」などとも評されることがある。 「披露することをゴールとしていない」という傾向は投稿する動画を眺めると見て取れる。氏はまずはゲームをプレイしながら仕様を分析していく。そしてその仕様がどのようにプレイに適用できるかを検証し理論を構築する。そして最終的にスーパープレイによってその理論を応用してパフォーマンスをおこなうというわけだ。ゆえに、pannenkoek2012氏はスーパープレイと同じほどの数の分析、検証の動画を投稿している。分析・検証動画はコメンタリーが付いていることが多く、まず理論の提示に始まり、考察をおこない、必ず結論で動画を終える。スーパープレイの映像にも事細かい解説が入っていることは珍しくなく、ゲームのプレイ映像を見ているはずが、どこか論文を読んでいるような不思議な気持ちに陥ることも多々あるところも氏の動画の魅力だ。 ある動画では、彼はスーパーマリオ64において「乱数調整」を行う方法を解説した。彼の動画はこのゲームの複雑な仕様を解説するものがほとんどだが、理論立てを行い、可能な限り平易に解説を行うことにより、いずれの動画も多くの再生回数を獲得している。 2021年11月時点で6本の動画が100万回以上再生されており、中には410万回もの再生数を獲得した動画も存在する。
※この「「スーパーマリオ64」にまつわる活動」の解説は、「pannenkoek2012」の解説の一部です。
「「スーパーマリオ64」にまつわる活動」を含む「pannenkoek2012」の記事については、「pannenkoek2012」の概要を参照ください。
- 「スーパーマリオ64」にまつわる活動のページへのリンク