「Aボタン縛り」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/18 14:48 UTC 版)
「pannenkoek2012」の記事における「「Aボタン縛り」」の解説
Pannenkoek2012の投稿した動画は、「Aボタン縛り」に関するものがほとんどを占めている。 これはスーパーマリオ64を可能な限りAボタンを使わずに攻略しようとするいわゆる「縛りプレイ」で、これにより「マリオのお家芸」とさえ呼ばれるほどの重要な動作の一つ、ジャンプが不可能となる。 ある動画では、彼は「そらにはばたけ はねマリオ」というステージの攻略を行うべく、バグを用いて大量のクリボーを生成、配置し、それを足場として用いた。この動画の作成だけで55時間を要し、さらにそのための研究には2年を要したという。 2016年1月12日、彼は「ゴロゴロいわのひみつ」というステージを「A0.5回」で攻略し、その方法を解説する動画を投稿した。 彼の用いたルートは攻略に13時間を要するもので、その13時間の大半は「平行世界(parallel universe)」と呼ばれる場所に行くべく、マリオの速度を上げるために必要な時間であった。 この動画は400万回の再生数を獲得し、「A0.5回」の概念や座標オーバーフローを利用した「平行世界」の理論と共に、「Aボタン縛り」が大きく広まることに繋がった。また、この「平行世界」の概念は日本では「量尻奇学(りょうしりきがく)」[信頼性要検証]と呼ばれており、これはスーパーマリオ64における最も有名な裏技、「Backwards Long Jump」が日本では「ケツワープ」と呼ばれていることに由来する。 彼が「Aボタン縛り」動画の投稿を開始した2013年8月当時、「スーパーマリオ64」の完全攻略には211回Aボタンを押す必要があるとされていた。 彼とその他多くの研究者たちの手により、2020年4月までにこの数字は19回にまで減少した。
※この「「Aボタン縛り」」の解説は、「pannenkoek2012」の解説の一部です。
「「Aボタン縛り」」を含む「pannenkoek2012」の記事については、「pannenkoek2012」の概要を参照ください。
- 「Aボタン縛り」のページへのリンク