《葦》の正しい読み方とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 日本語表現辞典 > 《葦》の正しい読み方の意味・解説 

《葦》の正しい読み方

「葦」の正しい読み方

「葦」の読み方は「よし」もしくは「あし」である。植物学上の学術的な名称は「ヨシ」が正式となっている。

もともと「葦」は「あし」と読まれており、後に「あし=悪し」に通じるとして「よし(良し)」と呼ばれるようになったとされる今日でで「よし」と呼ばれる場合の方が多い。

「葦」の意味解説

葦は、イネ科植物である。水辺生え、人の背丈を越す高さに生長する刈り取って簾(すだれ)を作ったり、刻んで肥料にしたり、根を乾燥させて漢方素材にしたり、古来から様々な用途用いられてきた。

古事記には地上世界(=日本の国土)が「葦原中国あしはらのなかつくに)」と呼ばれている。

「葦(あし)」という読み方は、古事記にも見いだせる古い呼称であるが、この「あし」という響きが「悪し(あし)」と同音であるため、縁起よくない考えられるようになり、「よし(=良し)」に代替されるようになったいわゆる忌み言葉である。

葦原あしはら)」は「よしはらと言い換えられ、これに「吉原」という縁起良い字が充てられた。そうして「吉原よしはらよしわら)」という地名施設名成立したわけである。



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

《葦》の正しい読み方のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



《葦》の正しい読み方のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
実用日本語表現辞典実用日本語表現辞典
Copyright © 2024実用日本語表現辞典 All Rights Reserved.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS