②英語イマージョン・プログラムを行う大学
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/21 05:59 UTC 版)
「国際教養学部」の記事における「②英語イマージョン・プログラムを行う大学」の解説
国際教養大学、早稲田大学、法政大学など大多数の「英語で教育を行う国際教養学部」が当てはまる。「英語習得」や「留学による海外経験をすること」が主な目的であり、1年次の多くは、「英語運用力を身に付ける為の科目」を履修し、2年次以降は諸学問分野の入門~初級レベルの内容を広く浅く英語で学ぶことで英語の習得を目指す。これは「イマージョン・プログラム」と呼ばれる「外国語習得を目的とした」もので①とは全くの別物である。前述の様に「英語習得や海外留学」が主目的であり、学問分野における教育は「一般教養レベル」である。演習や卒業研究を必修としているケースにおいても同様であり、他学部の様な「学部レベルの専門教育」は行われない。「リベラル・アーツ教育」を掲げているケースが多いが、実質的な教育内容として対応するのは、米国における「リベラル・アーツ・カレッジ」ではなく「コミュニティ・カレッジ」である (かつレベルは日本人向けに調整されている)。学生からも「広く浅くは学べたが、あまりに浅すぎた」「教授達が力を出しきれていない」「(経済学など一つの分野において)段階的、体系的に学べるようになっていないので、初級・中級・上級もレベルの差がない」「広く浅すぎて結局何を勉強したのか分からない」「本来、米国で大学院進学を前提に作られているのに、日本では大学院に進学せずに行き止まり。無理がある」など、専門性の弱さを指摘する声もある。
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