“聖戦”、そして「ダークエイジ」へ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/31 07:16 UTC 版)
「メック (架空の兵器)」の記事における「“聖戦”、そして「ダークエイジ」へ」の解説
しかし、技術の復興や氏族の技術導入が行われても、継承権戦争の傷跡は容易に回復されるものではなかった。それどころか、氏族の侵攻は幾つかの惑星を更なる荒廃に追い込んでしまっていた。そして、3067年、ワード・オブ・ブレイクによって破滅的な“聖戦”が引き起こされる。この戦争では再びNBC兵器の無差別投入が実行され、継承権戦争で荒廃していた中心領域に壊滅的なダメージを与えた。狂信的なワード・オブ・ブレイクが通り過ぎた跡には廃墟のみが残され、復興の光明が見えていた惑星が次々と死の世界に変えられた。この狂気の時代は、3081年にワード・オブ・ブレイクの本拠地である惑星「ギブスン」が核攻撃で破壊され(衛星軌道上から惑星全土に数千発の核兵器が撃ち込まれた)、デヴリン・ストーンの手でスフィア共和国が建国された事で終結する。 “聖戦”は中心領域に「平和」という言葉を思い起こさせ、バトルメックは人々に戦争の恐怖を植えつけた。中心領域の復興の為に産業メックが大量に製造される一方、バトルメックは解体されていき、その数は最盛期の半数以下にまで減らされた。このままバトルメックは姿を消すと思われたが、3122年に恒星間通信が全て途絶した事を切っ掛けに再び戦乱の時代が始まり、武装化された産業メックと共にバトルメックも戦場に戻ってきた。
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